L'Encyclopedie de Raymond Lefèvre

Raymond Lefèvre No.20

P.1975 Riviera 421095
このアルバムはオリジナルの曲順のまま全曲CD化されている。 
All titles are available on the CD "JVC VICP-70124". 

1. LE SUD
2. WINGS
3. LIBERTANGO
4. SUR LES BORDS DE LA TENDRESSE
5. ET BONJOUR A TOI L'ARTISTE
6. I CAN HELP
 
1. ARIA
2. UNE FEMME AVEC TOI
3. LA BALANGA
4. LE PARRAIN No.2
5. TU T'EN VAS
6. DING-A-DONG


Face A ◆ (1)憧れの地平線 (2)虹色の翼 (3)リベル・タンゴ (4)愛につつまれて (5)そよ風の贈りもの(スターを夢みて) (6)アイ・キャン・ヘルプ
Face B ◆ (1) 幻想のアリア (2) あなたとともに (3) イヴの十字架(ラ・バランガ/ハロー・パシフィック) (4) ゴッドファーザー・パートII (5) 君は去りゆく (6) 愛の鐘の音

 マイルドなトーンに包まれた、穏やかでノーブルな味わいのアルバム。言い方を変えれば、人間ルフェーヴルの個性がにじみ出たアルバム。この頃が仏4大オケ競演全盛時代と思われるが、各々の個性がアルバム全体から感じられて、聴き手としては一層興味をそそられる。<市倉>

 曲目にマイナーな曲が多く、個人的には好きではないアルバム。でも好きな曲は多く、「憧れの地平線」「幻想のアリア」はルフェーヴルが一番だ。「そよ風の贈りもの」は曲のイメージを上手くつかんでいて、モーリア盤とはまた違った意味で好きだ。「愛につつまれて」「あなたとともに」「君は去りゆく」は曲そのものが好きではないのでどうも…。それにしてもアップ・テンポの曲がCD化されていないのはなぜ?<北川>

 「憧れの地平線」「そよ風の贈りもの」「幻想のアリア」のようなほっとする演奏がいい。「虹色の翼」はミッシェル・コロンビエの演奏より曲の雰囲気を捉えている。「愛につつまれて」のような曲はルフェーヴルならでは。「アイ・キャン・ヘルプ」はなぜ取り上げられたのか、アルバム全体とはかなり雰囲気が違う曲だ。「イヴの十字架」は個人的には好きな演奏なのですがみなさんはどうですか。<松本>

相当する日本のオリジナル盤

『幻想のアリア』KING GP-391 (1975.9)

日本では、曲順の変更のみそのままの内容で発売された。

●Side A
(1)憧れの地平線 (2)虹色の翼 (3)リベル・タンゴ (4)愛につつまれて (5)そよ風の贈りもの(スターを夢みて) (6)アイ・キャン・ヘルプ
 
●Side B
(1)幻想のアリア (2)あなたとともに (3)イヴの十字架 (ラ・バランガ/ハロー・パシフィック) (4)ゴッドファーザー・パートII (5)君は去りゆく (6)愛の鐘の音