L'Encyclopedie de Raymond Lefèvre

Raymond Lefèvre No.18

P.1974 Riviera 421091
このアルバムはオリジナルの曲順のまま全曲CD化されている。 
All titles are available on the CD "JVC VICP-70122". 

1. LES DIVORCES
2. ANGIE
3. MELANCOLIE (MELODY LADY)
4. LITTLE GIRL
5. LET ME TRY AGAIN (LAISSE MOI LE TEMPS)
6. C'EST LA FETE
 
1. PAPILLON (TOI QUI REGARDES LA MER) 
2. LES VIEUX MARIES 
3. HARLEM SONG 
4. AVANTI (TENDRE CATHY,THEME DU FILM) 
5. YESTERDAY ONCE MORE 
6. TOUJOURS DU CINEMA


Face A ◆ (1) 離婚(悲しみの別離/想い出の散歩道) (2) 悲しみのアンジー (3) メロディ・レディ(メランコリー) (4) エデンの少女 (5) 愛をもう一度 (6) 祭りの夜
Face B ◆ (1) パピヨン (2) 永遠のきずな(日だまりの二人) (3) ハーレム・ソング (4) お熱い夜をあなたに (5) イエスタデイ・ワンス・モア (6) 幻想のロマン

 フレンチ・ラヴ・サウンズの代名詞と言いたいアルバム。美しいメロディの曲が集められ、暖かい雰囲気の演奏が展開されている。「愛をもう一度」は知る人ぞ知る私の(勝手に決めた)テーマ曲ですが、これと「永遠のきずな」は、子供ができて一層味わい深く聴けるようになりました。<市倉>

 ドラムスがNo.17よりもさらに薄くなりミキシング面で不満だが駄作が1曲もない。「幻想のロマン」は当時筆者は中学生で放送部に所属しており、番組のテーマ曲として使用し、さらに75年の来日公演でプログラムにはなかったにも関わらず演奏された、ということで思い入れの深い一曲。キング盤のカッティングは最悪、CDで本領発揮だ。<北川>

 この時代になってくるとリズムやブラスが押さえられ、逆にストリングスの音色がつややかになり全体的にフランス的な香りが濃くなってきた。「離婚」「エデンの少女」「愛をもう一度」「パピヨン」「永遠のきずな」にそんな特徴が出ている。しかし一方で「祭りの夜」や「幻想のロマン」のようなアップ・テンポの演奏も健在。「愛をもう一度」はカラベリの演奏もいいが、ルフェーヴルも華麗な演奏で好きだ。<松本>

相当する日本のオリジナル盤

『エデンの少女/パピヨン』 KING GP-390 (1974.5)

日本では、曲順の変更のみそのままの内容で発売された。

●Side A
(1)エデンの少女 (2)愛をもう一度 (3)メロディ・レディ(メランコリー)(4)お熱い夜をあなたに (5)幻想のロマン (6)悲しみのアンジー
 
●Side B
(1)パピヨン (2)ハーレム・ソング (3)永遠のきずな(日だまりの二人)(4)祭りの夜 (5)イエスタデイ・ワンス・モア (6)離婚(悲しみの別離)(想い出の散歩道)