L'Encyclopedie de Raymond Lefèvre

Musique de Films

P.1969 Riviera521140

1. NERETVA
2. RAINDROPS KEEP FALLIN ' ON MY HEAD
3. UN JOUR POUR NOUS (A TIME FOR US)
4. LES JEUNES LOUPS (I'LL NEVER LEAVE YOU)
5. TOUS LES DEUX PRES D'UN BERCEAU
6. UN HOMME ET UNE FEMME
 
1. IL ETAIT UNE FOIS DANS L'OUEST
2. LE CLAN DES SICILIENS
3. 13 JOURS EN FRANCE
4. C'ET MA CHANSON (THIS IS MY SONG)
5. ISADORA
6. BYE BYE BARBARA


Face A ◆ (1) ネレトバの戦い (2) 雨にぬれても (3) ロミオとジュリエット (4) 若い狼たち (5) ローズ・マリーの赤ちゃん (6) 男と女
Face B ◆ (1) さすらいの夕陽(ウェスタン) (2) シシリアン (3) 白い恋人たち (4) 愛のセレナード (5) 裸足のイサドラ(イサドラ) (6) ポーラの涙

 「ネレトバの戦い」でのスネア・ドラムによって刻まれるリズムの切れには、凄みを感じる。「ローズ・マリーの赤ちゃん」「裸足のイサドラ」「ポーラの涙」は、映画音楽作曲家でもあるルフェーヴルの好みの曲なのだろうか?国内盤(GP-23)では「哀愁のアダージョ」「夜のストレンジャー」の追加と曲順変更がなされた。<市倉>

 「雨にあれても」「ネレトバの戦い」「シシリアン」の新録以外は既録音の準オリジナル・アルバム。この3曲の録音状態がたいへん素晴らしく、国内盤とは比較にならない程カッティングのいいフランス盤LPを聴いて「ネレトバの戦い」のアレンジ・演奏の良さを再認識した。競作の多い「雨にあれても」はルフェーヴル盤が他の楽団と比べても一番いい演奏をしていると思う。さて、あなたは?<北川>

  No.11にあたるのがこのアルバムだと思われる。ルフェーヴルの映画音楽はオリジナル曲の持ち味を生かし、原曲と同等もしくはそれ以上の出来だと思うものが多く、「雨にあれても」「ロミオとジュリエット」「男と女」「シシリアン」「白い恋人たち」等は個人的にはサントラ盤よりルフェーヴル盤だと思う。「ネレトバの戦い」の迫力ある演奏はアルバムトップを飾るにふさわしい。<松本>

相当する日本のオリジナル盤

『映画音楽ゴールデン・プライズ』 KING GP-23 (1970.07)

日本では、2曲の入れ替えと2曲の追加がおこなわれ発売された。ジャケット写真はオリビア・ハッシー(ハッセー)。

●Side A
(1)シシリアン (2)裸足のイサドラ (3)ポーラの涙 (4)男と女 (5)若い狼たち (6)愛のセレナード (7)哀愁のアダージョ
 
●Side B
(1)ロミオとジュリエット (2)雨にぬれても (3)ネレトバの戦い (4)ローズ・マリーの赤ちゃん (5)涙のカノン (6)夜のストレンジャー (7)白い恋人たち