L'Encyclopedie de Raymond Lefèvre

Raymond Lefèvre No.16

P.1972 Riviera 521201
このアルバムはオリジナルの曲順のまま全曲CD化されている。 
All titles are available on the CD "JVC VICP-70120". 

1. UNE BELLE HISTOIRE
2. COMME ILS DISENT (WHAT MAKES A MAN A MAN)
3. CIEL
4. LA SOLITUDE
5. 62,NOS QUINZE ANS
6. HARMONY
 
1. PARLE PLUS BAS (SPEAK SOFTLY LOVE)
2. SANS TOI JE SUIS SEUL
3. DELTA QUEEN
4. POUR LUI JE REVIENS
5. YOU'RE A LADY
6. SONATE EN UT MAJEUR DE MOZART


Face A ◆ (1) 愛の歴史(ミスター・サマータイム) (2) 人々の言うように (3) 想い出の青い空 (4) 孤独 (5) 62年わが追憶の時 (6) 恋のハーモニー
Face B ◆ (1) ゴッドファーザー愛のテーマ (2) 嘆きのサンフォニー (3) デルタ・クィーン (4) あなたの胸に (5) ユーア・ア・レディ (6) しのび逢い

 ルフェーヴルの感性がストレートに発揮された、ジャズのアルバムのような雰囲気を感じさせるアルバム。一押しはレオ・フェレ作の「孤独」。比類なき名演とはこのような演奏のこと。特に映画のラストシーンに使えそうな後半部は“凄い!!”の一言。<市倉>

 エレキ・ベースを含む低域がちょっと重いが、各楽器がオン・マイクで鮮明に収録されてサウンド的に快感を覚える。それもそのはず、この盤から16トラック・マルチ収録になったルフェーヴル転換期のアルバムだ。「恋のハーモニー」「人々の言うように」の名演に明と暗、動と静の彼の演奏の魅力が集約されている。個人的に「ユーア・ア・レディ」だけはN・キャンドラーが一番だ。<北川>

 ブラスのきらめきとリズムの力強さが光る個性豊かな曲が多く、何度聴いても飽きないアルバム。「恋のハーモニー」や「あなたの胸に」が私のお気に入り。「人々の言うように」は原曲を聴くとルフェーヴルのアレンジの巧みさがわかる。「愛の歴史」は78年に「ミスター・サマータイム」としてシングル化された時4大楽団の中では一番売れた。<松本>

相当する日本のオリジナル盤

『嘆きのサンフォニー』 KING GP-311 (1973.3)

日本では、曲順の変更のみそのままの内容で発売された。

●Side A
(1)嘆きのサンフォニー (2)人々の言うように (3)想い出の青い空 (4)孤独(5)62年わが追憶の時 (6)恋のハーモニー
 
●Side B
(1)ゴッドファーザー愛のテーマ (2)愛の歴史(ミスター・サマータイム)(3)デルタ・クィーン (4)あなたの胸に (5)ユーア・ア・レディ (6)しのび逢い