L'Encyclopedie de Raymond Lefèvre

Raymond Lefèvre No.7

P.1968 Riviera 521096
このアルバムはオリジナルの曲順のまま全曲CD化されている。
All titles are available on the CD "JVC VICP-64617".

1. ADAGIO CARDINAL
2. MACARTHUR PARK
3. TOUS LES DEUX PRES D'UN BERCEAU
4. COMME TOI
5. LONG SERA L'HIVER
6. SI CA VOUS CHANTE
 
1. HEY JUDE
2. LE TEMPS DES FLEURS (THOSE WERE THE DAYS)
3. CENT MILLE CHANSONS
4. POUR ETRE SINCERE
5. LES BICYCLETTES DE BELSIZE
6. IRRESISTIBLEMENT


Face A ◆ (1) 哀愁のアダージョ(悲しみの天使) (2) マッカーサー・パーク (3) ローズ・マリーの赤ちゃん (4) あなたのように (5) 悲しみの季節(春はまだ遠く) (6) 歌に託して
Face B ◆ (1) ヘイ・ジュード〔旧録〕 (2) 悲しき天使 (3) 戦士の休息 (4) ただひたすらに(永遠に誓う恋) (5) 地平線のかなたに (6) あなたのとりこ

 「マッカーサー・パーク」「歌に託して」「あなたのとりこ」の3曲は、そのままのアレンジで現在のオフ・マイク・デジタル録音による演奏で聴いてみたいと思う。この時代の録音技術では、ルフェーヴルのスコアが圧縮されて、7割くらいしか聴こえていないような気がする。これもオリジナルのまま国内発売できたアルバムであろう。<市倉>

 トータルとして名盤にも関わらず、当時日本ではいくつものレコードにバラして発売したディレクターの感性が疑われるアルバム。また「歌に託して」のようなダイナミックで典型的なルフェーヴル・サウンドが、CD復刻盤が出るまで日本で未発売だったのは全くおかしな話だ。「マッカーサー・パーク」「あなたのように」「悲しみの季節」「ただひたすらに」は名演奏。でも「悲しき天使」「あなたのとりこ」だけはモーリア盤で決まりですね!<北川>

 ルフェーヴル最高の名盤。これまでの雰囲気とはガラリと変わりベースがビートを効かせ、ドラムスとブラスが活躍する演奏が半数を占める。この曲順で聴くとGP-14では目立たなかった「悲しみの季節」の存在が光る。ただし「ヘイ・ジュード」「悲しき天使」は個人的にはモーリア盤が好み。ルフェーヴルのオリジナル盤をCD化する企画がビクターで持ち上がったときに、真っ先にお願いしたのがこのアルバムだった。<松本>

相当する日本のオリジナル盤

『ゴールデン・プライズ第2集』KING GP-14 (1970.01)

日本では、GP12、GP14、やコンピレーション盤である『ゴールデン・ヤング・ムード(KING GW-9/10)』、『コンパック(KING CM-9/10)』『涙のカノン(KING GP-513)』で発売された。

●Side A
(1)愛の慕情 (2)デライラ (3)カザチョック (4)ひとつぶの涙 (5)オー・レディーマリー (6)悲しみの季節 (7)恋の旅路
 
●Side B
(1)哀愁のアダージョ (2)イエスタデイ (3)男と女 (4)二人のロマン (5)カトリーヌ (6)この胸のときめきを (7)家路(アイム・カミング・ホーム)