L'Encyclopedie de Raymond Lefèvre

Raymond Lefèvre No.13

P.1970 Riviera 521157
このアルバムはオリジナルの曲順のまま全曲CD化されている。 
All titles are available on the CD "VICP-70117".

1. WIG WAM
2. DEUX AMIS POUR UN AMOUR
3. EL CONDOR PASA
4. ADAGIO DE LA SONATE PATHETIQUE
5. L'AIGLE NOIR DEDIE A LAURENCE
6. ILS ONT CHANGE MA CHANSON, MA
 
1. MODINHA 
2. LADY D'ARBANVILLE
3. COMME J 'AI TOUJOURS ENVIE D'AIMER
4. LARGO DE HENDEL
5. GLORIA
6. DONNE TON COEUR, DONNE TA VIE


Face A ◆ (1) こころ(ウィグ・ワム) (2) 三つの悲しみ (3) コンドルは飛んで行く (4) 幻想のアダージョ (5) 黒いワシ (6) 傷ついた小鳥
Face B ◆ (1) 恋するモディーニア (2) 白いバラ (3) 恋に祈りを(愛を求めて) (4) ヘンデルのラールゴ(死ぬほどに) (5) 忘れじのグローリア(涙の湖) (6) 愛をこの手に(果てしなき愛)

 ルフェーヴルの名演がギッシリと詰まった名盤。どの曲も素晴らしい演奏と思うが、今最も好きな曲はと聞かれれば、ためらわず「黒いワシ」と答える。2分余りの演奏でこれだけのドラマを感じさせる演奏を、私は他に知らない。ルフェーヴルのフェード・アウトにはそれなりの思いが込められた必然性があるのだ。<市倉>

 クラシックを3曲も取り上げたためか、多少マイナーなイメージのアルバム。「こころ」以外は既CD化。「黒いワシ」は個人的にはルフェーヴルが一番だ。「愛をこの手に」はマチュー盤のバックをルフェーヴルが担当したこともあってカヴァーとしては上出来。「白いバラ」は当時のTV番組『すばらしい世界旅行』でよくBGMに使われていた。覚えている方いますか? <北川>

 ボブ・ディランの「こころ」やS&Gの「コンドルは飛んで行く」等、選曲の幅が広がってきた。その一方で純フランス製の作品も忘れてはいない。ポール・モーリア・チックに「愛をこの手に」のチェンバロがリズムに乗って軽快にメロディを奏でるアレンジもいいし「黒いワシ」の同じメロディの繰り返しを、そうだと意識させずに次第に盛り上げていくアレンジのうまさにも注目! <松本>

相当する日本のオリジナル盤

『白いバラ/ルフェーヴル愛の詩集』 KING SR-638 (1971.5)

日本では、曲順の変更のみそのままの内容で発売された。

●Side A
(1)白いバラ (2)こころ(ウィグ・ワム) (3)幻想のアダージョ (4)傷ついた小鳥 (5)恋するモディーニア (6)黒いワシ
 
●Side B
(1)三つの悲しみ (2)愛をこの手に(果てしなき愛) (3)恋に祈りを(愛を求めて) (4)死ぬほどに (5)忘れじのグローリア(涙の湖) (6)コンドルは飛んで行く