L'Encyclopedie de Raymond Lefèvre

Raymond Lefèvre No.6

P.1968 Riviera 521052
このアルバムはオリジナルの曲順のまま全曲CD化されている。
All titles are available on the CD "JVC VICP-64616".

1. LA LA LA(HE GIVES ME LOVE) 
2. COMME UN GARCON 
3. LES JEUNES LOUPS (I'LL NEVER LEAVE YOU) 
4. UNE ENFANCE 
5. EMMENEZ-MOI (TAKE ME ALONG) 
6. LE DIXIELAND
 
1. LE CANON DE PACHELBEL
2. DAYS OF PEARLY SPENCER
3. I'M COMMING HOME (JE NE SUIS RIEN SANS TOI)
4. LE BAL DES LAZE
5. DELILAH (DALILA)
6. POUR LA VIE


Face A ◆ (1) ラ・ラ・ラ (2) 男の子のように (3) 若い狼たち (4) 悲しみの朝 (5) 世界の果てに (6) ディキシーランド
Face B ◆ (1) 涙のカノン (2) パーリー・スペンサーの日々 (3) 家路(アイム・カミング・ホーム) (4) 悲しき舞踏会(ラース家の舞踏会) (5) デライラ (6) プール・ラ・ヴィ

 「ラ・ラ・ラ」は「バラ色の心」に続いてアメリカのチャートにランク・インしたが、好きな演奏ではない。インストものでのチャート・インの条件はアクの強さか!?ルフェーヴル・ファンの大好きな「涙のカノン」「パーリー・スペンサーの日々 」「家路」が入っている。このアルバムなんかはオリジナルのまま国内発売してほしかった。<市倉>

 この盤は同時期の4大楽団のアルバムの中ではドラムスが一番強烈に収録されていたのが特徴だ。ピアノを使った明るい演奏の「プール・ラ・ヴィ」やディキシーランド風の「ディキシーランド」のような色々な音作りをしていた曲が国内盤ではカットされてしまったのが残念。「ラ・ラ・ラ」は個人的にはカラベリも悪くはないと思うが、プゥルセルの名演で決まりですね!<北川>

 68年初頭に発表されたアルバムで、同じ年に映画『夫婦』が制作され、アフロディテス・チャイルドも「雨と涙」を録音している。カノン・ブームだったのだろう。アズナヴールの「世界の果てに」、ポルナレフの「悲しき舞踏会」やレス・リードの「家路」など名演が並ぶ。鈍いドラムスの音で始まる「ラ・ラ・ラ」が「パーリー・スペンサーの日々 」などと同じ頃の録音とは信じがたい。<松本>

相当する日本のオリジナル盤

『ラ・ラ・ラ』KING SR-222 (1968.12)

日本では一部の曲が入れ替えられて発売された。「ディキシーランド」「プール・ラ・ヴィ」は収録見送り、「悲しみの朝」1972年3月に発売されたコンピレーション盤『ダブル・デラックス(KING GW-183/4)』に収録して発売された。

●Side A
(1)ラ・ラ・ラ (2)パーリースペンサーの日々 (3)世界の果てに (4)デライラ(5)愛のあかし (6)夜のメロディ (7)涙のカノン
 
●Side B
(1)インシャラー (2)家路(アイム・カミング・ホーム) (3)男の子のように (4)若い狼たち (5)悲しき舞踏会 (6)エリノア・リグビー (7)シバの女王