L'Encyclopedie de Raymond Lefèvre

Suite Latine

P.1981 Barclay 200229

1. LANCA PERFUME(QUESTION DE CHOIX)
2. DIME PAJARITO
3. EL RELOJ(PARDON)
4. EL TRISTE
5. EL QUE ESPABILA PIERDE
 
1. LA MALAGUENA
2. CENIZAS
3. NOCHE DE RONDA(LA VALSE DE MINUIT)
4. SUAVE
5. LA SUBIENDA


Face A ◆ (1)*コパカバーナの薫り (2)*エンジェル・バード (3) 時計を止めて(時計)〔新録〕 (4)*テイスト・オブ・センチメント (5)*黄金色の失敗
Face B ◆ (1)*ラ・マラゲーニャ (2)*愛の燃えがら (3)*ノーチェ・デ・ロンダ (4)*シルクの手ざわり (5)*夢・待・人
※*:未CD化曲

 よーく聴くとクオリティの高さがわかるアルバム。50年代の演奏からもわかるように、ルフェーヴルにも“ラテンの血”が流れているのです。思い出したくもないロンドン・レコード第1弾だが、あの日本盤ジャケットを採用したWディレクターには、今でも腹が立つ。<市倉>

 アルバム・コンセプトはいいが、選曲が地味で、アレンジ面で冒険をしていないのは残念。もう少しラテンらしく派手に演奏してくれれば…。「コパカバーナの薫り」は個人的にはプゥルセル、カラベリよりもいい出来で好きだ。「時計を止めて」は旧録音の方がいい。「テイスト・オブ・センチメント」はモーリアの70年の録音(日本未発表)が素晴らしいので是非聴いていただきたい。<北川>

 このアルバムから新しくできたロンドンレコードに発売元が移行した。もう日本ではルフェーヴルのアルバムは出ないのではないか、と心配していたので、このアルバムが発売された時は正直ほっとした。内容としてはラテン曲集といっても日本で有名なのは「時計を止めて」くらい。従ってCD化も少ないという図式になる。しかし通して聴くと録音はいいし演奏もいいので、何らかの形で出てくればと思う。フランス盤のジャケットの雰囲気はいい。それに比べて日本のは…。<松本>

相当する日本のオリジナル盤

『スーツ・ラテン』 LONDON L25B-1007 (1981.12)

日本ではジャケットの変更がおこなわれて、同じ曲順で発売された。この作品と同時に「雨の日のルーシー」「万華鏡の旅」の2曲が録音されたが、両方とも次作に収録された。ただし「雨の日のルーシー」はサックス・ソロを録り直しており、その録りなおしり直し前の演奏はフランス盤のベスト・アルバムでのみ聴くことができる。

●Side A
(1)コパカバーナの薫り (2)エンジェル・バード (3)時計を止めて(時計)〔新録〕 (4)テイスト・オブ・センチメント (5)黄金色の失敗
●Side B
(1)ラ・マラゲーニャ (2)愛の燃えがら (3)ノーチェ・デ・ロンダ (4)シルクの手ざわり (5)夢・待・人