L'Encyclopedie de Raymond Lefèvre

Raymond Lefèvre No.14

P.1971 Riviera 521179
このアルバムはオリジナルの曲順のまま全曲CD化されている。 
All titles are available on the CD "JVC VICP-70118". 

1. MAMY BLEU
2. THE FOOL
3. MOURIR D'AIMER
4. ALLEGRO DU GRAND SIECLE MARCELLO
5. LE JOUR SE LEVE
6. POUR UN FLIRT
 
1. LE CASSE
2. HERE'S TO YOU
3. ADAGIO DE LA SONATE AU CLAIR DE LUNE
4. ADAGIO DU CONCERTO EN DOm
5. WE SHALL DANCE
6. JO


Face A ◆ (1) マミー・ブルー (2) 恋の悲しみ(おばかさん) (3) 愛のために死す(炎の恋) (4) 恋の乙女 (5) めざめの季節 (6) 青春に乾杯
Face B ◆ (1) 華麗なる大泥棒 (2) 勝利への讃歌 (3) 月光のソナタ (4) ベニスの別れ (5) 大空に踊る(ウイ・シャル・ダンス) (6) ジョー

 プゥルセルは'69年のA.D.V. №33、ルフェーヴルはこのアルバムあたりから16トラック(チャンネル)になったのではないかと考えている。楽器のプレゼンス(定唖)とソノリティ(響き)の良さを身上とするルフェーヴル・サウンドが、一段とグレード・アップして聴こえる。<市倉>

 ジャケットはデヴィッド・ハミルトンの写真。ドラムスが初めてステレオで収録されたのが特徴。4大楽団とも『マミー・ブルー』のアルバムは甲乙つけ難い名盤だが、ルフェーヴル盤も1、2を争ういい仕上がりだ。特に「マミー・ブルー」「勝利への讃歌」「大空に踊る」は誰が何と言おうと個人的には絶対にルフェーヴル盤で決まり。でも「恋の悲しみ」「青春に乾杯」だけはモーリア盤ですね!<北川>

 録音はさらに良くなり、ルフェーヴル独自のストリングスとブラスの調和が十二分に発揮された名演がさらに登場する。「大空に踊る」の広がりのある演奏、「勝利への讃歌」の迫力ある演奏を特に挙げたい。ただ、「恋の悲しみ」は「大空に踊る」と良く似たアレンジになってしまい残念。また、3曲のポップ・クラシカルとも原曲を聴くほどにその良さがわかる。<松本>

相当する日本のオリジナル盤

『マミー・ブルー』 KING GP-63 (1972.2)

日本では、曲順の変更のみそのままの内容で発売された。

●Side A
(1)マミー・ブルー (2)愛のために死す(炎の恋) (3)恋の悲しみ(おばかさん) (4)恋の乙女 (5)めざめの季節 (6)青春に乾杯
 
●Side B
(1)勝利への讃歌 (2)華麗なる大泥棒 (3)月光のソナタ (4)大空に踊る(ウイ・シャル・ダンス) (5)ジョー (6)ベニスの別れ