L'Encyclopedie de Raymond Lefèvre

Palmarès des Chansons No.4

P.1967 Riviera 521035
このアルバムはオリジナルの曲順のまま全曲CD化されている。
All titles are available on the CD "JVC VICP-64614".

1. A WHITER SHADE OF PALE 
2. AME CALINE (SOUL COAXING)
3. PENSE A L'ETE (THINK OF SUMMER)
4. RELEASE ME
5. NOTRE ROMAN
6. UN TOUT PETIT PANTIN (PUPPET ON A STRING)
 
1. L'IMPORTANT C'EST LA ROSE
2. NOUS NE SORTIRONS QU'AU PRINTEMPS
3. QUAND ON REVIENT
4. GROOVIN'
5. ADIOS AMOUR (GOODBY MY LOVE)
6. LES GENS DU NORD (THE PEOPLE OF THE NORTH)


Face A ◆ (1) 青い影 (2) バラ色の心(ばら色の心) (3) 夏への想い (4) リリース・ミー (5) 二人のロマン (6) パリのあやつり人形
Face B ◆ (1) バラの憧れ(バラは憧れ) (2) 春になったら (3) ふるさとに想う (4) グルーヴィン (5) アディオス・アモール (6) 北国の人々

 「青い影」でのロックとクラシックのエレガントな融合、「バラ色の心」でのインパクトの強いイントロは、共にルフェーヴルにしかできないアレンジ・演奏だと思う。このアルバムがイギリスでの本格的なデビュー盤になったのは「青い影」「リリース・ミー」収録のためだと思うが、好評をもって迎えられたようである。<市倉>

 明るい曲としっとりとした曲が半々に程よくミックスされた選曲・アレンジの好アルバム。「青い影」「二人のロマン」「ふるさとに想う」が何と言ってもダントツにいい演奏だ。4大楽団全てが取り上げて競作となった曲ではそれぞれに特色があるが、「バラの憧れ」はルフェーヴルが一番好きだ。反対に「パリのあやつり人形」は個人的にはモーリアの演奏で決まりと思っているのだが…あなたの好みは?<北川>

 初期の名演「青い影」「二人のロマン」「バラの憧れ」、全米チャートに登場した「バラ色の心」と、次第にルフェーヴル・サウンドの骨格が固まってきた時代の作品。全体的な印象は前作とあまり変わらないが、個人的には地味な印象を持つ曲が多い。「青い影」はコンピレーションLP盤で内側の方に収録されると音が歪みがちになって再生が難しかったものだ。<松本>

相当する日本のオリジナル盤

『ばら色の心』KING SR-190 (1968.7)

日本ではオリジナルのままでは発売されず、SR-151、SR-164、SR-190の3枚のアルバムに分散されて紹介された。なお「夏への想い」「春になったら」は1977年10月に発売されたオリジナルアルバムの復刻編集盤『パーリー・スペンサーの日々(KING GP-512)』に収録して発売された。

●Side A
(1)ばら色の心 (2)二人のロマン (3)ラ・パッショナータ (4)パリのあやつり人形 (5)アディオス・アモール (6)アイ・ラヴ・ユー・ユー・ラヴ・ミー (7)青い影
 
●Side B
(1)アンジェリカ (2)高鳴る心 (3)ひとつぶの涙 (4)男が女を愛する時 (5)バラの憧れ(バラは憧れ) (6)恋の旅路 (7)ラスト・ワルツ