L'Encyclopedie de Raymond Lefèvre

Raymond Lefèvre No.17

P.1973 Riviera 421087
このアルバムはオリジナルの曲順のまま全曲CD化されている。 
All titles are available on the CD "JVC VICP-70121". 

1. VIENS VIENS
2. TU TE RECONNAITRAS
3. MY LOVE
4. UN GRANDE AMORE E NIENTE PIU
5. REVIENS MON AMOUR REVIENS
6. J'AI RENCONTRE L'HOME DE MA VI
 
1. NOUS IRONS A VERONE
2. RIEN QU'UNE LARME
3. LA DOLCE
4. DA TROPPO TEMPO
5. FOR EVER AND EVER
6. FIO MARAVILLA


Face A ◆ (1) レイン・レイン(ヴィアン・ヴィアン) (2) 愛は美しく(愛は麗しく/愛は美わしく) (3) マイ・ラヴ (4) 失なわれた愛を求めて (5) 愛の復活 (6) わが人生のひと
Face B ◆ (1) 幸せへの旅路 (2) いつわりの涙(涙もなく) (3) 恋は優しく(4) 愛遙かに (5) 果てしなき世界 (6) 想い出のカーニヴァル(すてきなフィオ)

 マンドリンがフィーチュアされて、全編にリリカルな雰囲気が醸し出されたアルバム。その代表がアズナヴール作の「幸せへの旅路」。でも、ルフェーヴル自身が最も気に入って演奏した曲は、「想い出のカーニヴァル」に違いない。「愛は美しく」は4大オケ中最もスケール豊か、かつドラマティックな演奏である。<市倉>

 国内盤LPは曲順が換えられたのが残念。このオリジナル・カップリングで聴くとイメージとしてそれまでの暗い印象が一転して明るく感じるから面白い。ただし、サウンド自体はNo.16に比べてドラムスもオフ気味でおとなしくレンジも狭い。4大楽団が取り上げた曲が8曲程あるが、皆それぞれがいい演奏で、本当に良き時代だった。<北川>

 録音は前作に比べてレンジが狭くなったように感じる。リカーリのヴォカリーズとハープ、チェンバロがうまくミックスされた「恋は優しく」や雄大な演奏の「マイ・ラヴ」がいい。「レイン・レイン」や「愛は美しく」の力強い演奏もいかにもルフェーヴル。「果てしなき世界」はプゥルセル、モーリア、ルフェーヴル、3者の個性が出ている。<松本>

相当する日本のオリジナル盤

『レイン・レイン/愛遙かに』 KING GP-320 (1973.11)

日本では、曲順の変更のみそのままの内容で発売された。

●Side A

(1)レイン・レイン(ヴィアン・ヴィアン) (2)幸せへの旅路 (3)マイ・ラヴ(4)愛の復活 (5)わが人生のひと (6)失なわれた愛を求めて
 
●Side B
(1)愛遙かに (2)想い出のカーニヴァル(すてきなフィオ) (3)恋は優しく (4)果てしなき世界 (5)いつわりの涙(涙もなく) (6)愛は美しく(愛は麗しく)(愛は美わしく)