本名はクロード･ヴァゾーリ "Claude Vasori "。イタリア人の父親とピアニストだった母のもとパリで生まれました。母からピアノの教えを受けたヴァゾーリは15歳でパリ音楽院に入り、20歳の頃にはシャンソン歌手の伴奏を始めています。1958年にフランス音楽界の大御所レイ･ヴァンチュラの勧めでオーケストラを結成。名称は仏語で4 本マストの帆掛け船を意味するカラベル"Caravelle" から取りました。1973年にはシナトラのカム･バック曲として有名な「Let Me Try Again（ 愛をもう一度）」を提供し、ＦＭ放送『ジェットストリーム』のエンディング曲「ロワールの星」やNHK-TV 『世界の音楽』のテーマ曲を提供するなど作曲家としても才能を発揮しています。