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La Leçon A Deux / ふたりの日曜日
多くのイージー・リスニング・ファンが、カラベリのオリジナル曲で一番好きな曲として挙げる「ふたりの日曜日」。これほど優しく、ほんわかした雰囲気の演奏は、他のイージー・リスニング・オーケストラでは絶対にできない演奏でしょう。ジェットストリームでも頻繁に流されていた名曲です。
このアルバムは、全てカラベリ、あるいは息子のパトリックとの共作曲で構成されていてリズムを強調した現代的なアレンジの部分はパトリックが手がけたのでしょう。
パトリック・ヴァゾーリは、父は尊敬しているものの、父が手がけたようなスタイルの音楽は今のスタイルにも自分のスタイルにも合わないので、カラベリ・グランド・オーケストラを率いて演奏をおこなうことはない、と言っていたようですが、それでも期待してしまいます。
(2019/4/13)
01. La Leçon A Deux / ふたりの日曜日
02. Pacific 271 / パシフィック271便
03. Ma Petite Chose / 小さな想い出
04. Una Noche En Buenos Aires / ブエノスアイレスの瞳
05. L'amour Frappe A La Porte / 愛が扉を叩く時
06. Feel / 甘いフィーリング
07. Moving Strings / 緑の風のフーガ
08. Love Loving Loving You / ラヴ・ユー
09. Le Vent Chaud / 熱い風
10. Classical Piano And Folk / 白いクラシック・ピアノ
11. Bing Bang Ping Pang / 恋のビンバン
12. Heathcliff / ヒースクリフの丘