P.1969
Classics pour une voix
フランスでは”Mélodies pour une voix”に続けて発売されたのではないかと思います。日本ではこのアルバムは発売されませんでしたが、クラシックのコンピレーションものに収録されどの曲も日本で発売されています。
この10曲の中では「恋するモディーニア」「哀愁のアダージョ」「愛よ永遠に」がルフェーヴルの編曲とクレジットされています。
「恋するモディーニア」がルフェーヴルの演奏盤として発売されたのは1970年の『No.13 コンドルは飛んで行く』で、「愛よ永遠に」も同じ年の『Soul Symphonies』なので、同時進行的に制作がおこなわれたのかもしれません。この2曲は原曲からどこのメロディを持ってきて繋げて作品に仕上げるか、という点ではルフェーヴル盤で聴ける演奏と同じですが演奏素材は別物です。一方で「哀愁のアダージョ」はルフェーヴルが1968年に発表した『No.7 哀愁のアダージョ』に収録されている音源そのままです。
ところでこの「哀愁のアダージョ」。この曲はMichael Vacquez / ミカエル・ヴァケスという人の作品だということなのですが、Michael Vacquezで検索かけても何も人しません。どうもこの人、本名がHubert Ballayというバークレーのプロデューサーなのだそうで、この曲はクラシック曲でもなんでもなく、バロック風に作られた現代曲ということのようです。
(2026/5/7)
01. Modinha (Préludio tiré des Bacchianas Brasileiras N°1 de Villa-Lobos) / 恋するモディーニア
02. Aria de Bach (Air On A G String) / G線上のアリア(悲しみのアリア)
03. Marche Turque / トルコ行進曲
04. Adagio de la Sonate Pathétique / 幻想のアダージョ
05. Prélude de Bach / 愛のプレリュード
06. Aranjuez Mon Amour (Concierto de Aranjuez) / 恋のアランフェス
07. Aimez-Vous Brahms / さよならをもう一度(ブラームスはお好き)
08. Adagio Cardinal / 哀愁のアダージョ
09. Largo de Haendel / ヘンデルのラルゴ(死ぬほどに)
10. Allegro De La 40eme Symphonie / 愛よ永遠に