2017年6月にペール・ラシューズに行ってきました。
ルフェーヴルさんが亡くなって、もう9年。
音楽の流れも大きく変わりつつあります。
でも、ルフェーヴルさんが生み出した数々の優しい音楽は、変わることなく聴かれ続けてほしいものです。
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ルフェーブルさんの音楽は、いつも私たちとともにあります。
でも、やっぱりもっと身近に感じたい。
私も念願叶って、やっとペール・ラシューズを訪れることができました。
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場所は8街区ということがわかっていて、通り沿いではなく、少し中に入ったとことにある、ということと、後ろに家の形をしたお墓が見える場所、ということで探していきましたので、無事迷わずたどり着くことができました。
ルフェーヴルさんの"風"を心で感じました。
繰り返しになりますが、
・8街区で、道沿いではなく中に入ったところにある。
・後ろにいくつか家の形をしたお墓がある。←これ、重要!
・ルフェーヴルさんのお墓は、上がまあるい乳白色の墓石。
これがポイントです。
正確は場所はこちらです。
北緯:48.8595
東経:2.3922
みなさんも、迷わず参拝できますように。
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実は、ペール・ラシューズ墓地は、メトロ2号線のペール・ラシューズ駅ではなく、その隣のフィリップ・オーギュスト"Philippe Auguste"駅の方が便利です。パリ中心部から乗って、一番後ろの車両に近い方にある改札を抜けると、こんなレトロな看板がお出迎えしてくれます。
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階段を上がりきると、道路の真ん中にある広い中央分離帯に出ます。この道路を右側に横断して、さらにこの道に沿って正面方向に歩いて行きます。途中、正面に見えるレンガ色の建物のあたりで道はゆるやかに右に曲がりますが、そのまま道なりに進んでください。
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花屋さんもあります。この写真は墓地の方向から撮影したものですので、駅から墓地に向かう場合は、向こう側から歩いてくることになります。
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途中、こんな感じのガソリンスタンドらしきものがあり、ちょっとびっくりしてしまいます。
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この壁が見えたら右に曲がりましょう。
パリ市が運営している自転車レンタル・サービスヴェリブ"Velib"のレンタル&返却場所も、同じくここを右に曲がったところにありますので、パリ市内をサイクリングしながらペール・ラシューズを訪れる、というのもいいですね。
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正面に入り口が見えます。勝手口っぽいこの入り口をくぐるとペール・ラシューズ墓地です。
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左側の建物は管理棟です。ここにトイレ(無料)もあります。
画面右に緑色の四角が描かれた看板が見えますが、これは著名人の墓の位置を示したものです。残念ながらルフェーヴルさんの記述はありません。
管理棟の向こう側の道がカシミール通りとなりますので、右側の方にいくとルフェーヴルさんのお墓の近くまで行くことが出来ます。パリ市内と同じで、通りの名前の標識がありますので確認しましょう。
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ルフェーヴルさん、会いに来たよ!
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ピアノの詩人、ショパンのお墓もすぐ近くです。
そのほか、エディット・ピアフ、ジルベール・ベコーやイヴ・モンタンなど多くの偉人たちが、このペール・ラシューズに眠っています。
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ルフェーヴルさんのところからピアフのお墓はかなり歩きます。また少し丘を登る必要があります。時間が無くてベコーのお墓をお参りできなかったのが心残りでした。
[2017.07.02 up date]