Universal(JP)
Polydor
POCP-7483
発売日:2000年6月16日
フレンチ・ポップスのスーパースター/ミッシェル・ポルナレフ
日本で発売されたポルナレフの2枚目のアルバム。前の作品に比べて前衛的というか、歌詞の意味が深いというか、ますますポルナレフのオリジナリティが発揮されてきているように感じます。また、うれしいことに「バラ色の心」の曲目解説にはちゃんとアメリカではルフェーヴルの演奏でヒットしたことも書かれていました。「バラ色の心」って原題は「甘ったれた心」という意味なんですね。なんてうまい邦題の付け方なんでしょう。この曲は日本ではルフェーヴルの方が先に「ばら色の心」としてレコードが出たのでルフェーヴル担当のキングレコードのディレクターが命名したのでしょうかね?
最近の洋楽曲はほとんどが原題をそのままカタカナ表記にしただけのものばかりですが、やはりきちんと日本語の曲名にしてほしいですね。ある意味、ディレクターの怠慢と言えるでしょう。外国語のタイトルには日本人がわからない裏の意味やスラング的、風刺的な意味が隠されているはずで、それが曲の内容の大きな柱となっているのことが多いのですから。それをわかってて聴くのと、わからないで聴くのでは曲から受ける印象が大きく違うのではないでしょうか? (2001.05.03)
Disc 1
01. Jour Après Jour / 恋は人生の想い出
02. Le Roi Des Fourmis / ぼくは蟻の王様
03. Rosée D'Amour N'A Pas Vu Le Jour, Rosée Du Jour N'A Pas Eu D'Amour / 愛の終わりに
04. Ta - Ta - Ta - Ta / 君は友達
05. Mes Regrets / 君の幸福と僕の懺悔
06. Les Grands Sentiments Humains / 偉大な道徳観
07. Pipelette / 門番の娘
08. Âme Câline (Soul Coaxing) / バラ色の心
09. Y'a Qu'un Ch'veu / 12章
10. Le Bal Des Laze / ラース家の舞踏会
11. Oh! Louis / オウ・ルイ