Werner Müller - ウェルナー・ミューラー
(1920.8.2 - 1998.12.28)
ベルリン出身で本名はハインツ・ブッフホルツ"Heinz Buchholz" といいます。1948年にベルリンのアメリカ占領地区に作られたラジオ放送"Rundfunk im Amerikanischen Sektor"に設立されたRIASダンス・オーケストラで18年間音楽監督を務める傍ら、1953年頃からリカルド・サントス・オーケストラとして活躍を始め、世界音楽紀行の"Holiday"シリーズなど多くの作品を発表しました。日本では1957年の「真珠採りのタンゴ」のヒットが特に有名です。在籍していたレコード会社により名前を使い分けていて、ポリドールではリカルド・サントス"Ricardo Santos"、ロンドン・レーベルで発売されていたドイツ・デッカ(現:ワーナーミュージック)ではウェルナー・ミューラー"Werner Müller"の名で活躍していました。