Ennio Morricone - エンニオ・モリコーネ
(1928.11.10 - 2020.7.6)
ローマで生まれました。サンタ・チェチーリア音楽院で作曲技法を学び、卒業後はテレビや映画音楽で活躍。1960年代になるとセルジオ・レオーネが監督したマカロニ・ウエスタン作品で注目を集めます。その独創的なメロディは多くの演奏家を魅了し、「荒野の用心棒」「夕陽のガンマン」など多くの作品がイージー・リスニングのアーティストたちによって取り上げられる一方、1971年の「死刑台のメロディ」ではジョーン・バエズと、1974年のアニメ映画「ペイネ 愛の世界旅行」ではデミス・ルソスと、歌手とのコラボによる映画音楽作品に関わっていくなど、音楽ファンからも絶大な人気を獲得していくことになります。
1984年のレオーネが監督として遺作となった「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」以降はさらに新たな境地を切り拓き、1986年「ミッション」、1988年「ニュー・シネマ・パラダイス」、1998年「海の上のピアニスト」等、数々の名作に関わりました。日本では2003年にはNHKの大河ドラマ「武蔵 MUSASHI」の音楽を担当したことでも知られています。