ジャン・ジャック・ジュスタフレの大阪公演から

上本町にある新歌舞伎座。この右側の建物の7階から上が劇場、その下はショッピングセンター。左の建物は近鉄百貨店。新歌舞伎座がある場所は、昔は映画館で、その後「近鉄劇場」という小劇場となり、建て替えられて現在に至る。
新歌舞伎座の定紋は鳳凰が向き合ったもの。もともと、なんばにあった新歌舞伎座が老朽化したため、2010年にこちらに移転。当時から歌舞伎の上演はほとんど行われず、キタにあった梅田コマ劇場と同じように歌謡ショウが中心だった。

1階のチケット売り場にて。会場入り口横のチケット売り場もこんなかんじだった。

昼の部は全席売り切れ。夕方の部も若干の席が余っている程度。
電照式の演目看板。
フランス人演奏者は提灯がぶらさがる客席、畳敷きの楽屋にどんな感想を持ったのか?
聞くところによると、東京公演で誰かが差し入れしてくれた抹茶味のキットカット(キットカット自体はフランスでも売ってる)がえらくウケて速攻でfacebookに上げてたりしていたらしい。禅や茶に凝っている人が何人かいるんだそうな。弁当箱を買った人もいたそうな。

公演終了後は看板の前で記念撮影。「○○ちゃん連れてきたら良かった」「また来て欲しいなぁ」「来年きてくれはるかな」「ほんまに良かったわぁ」感激の声があちこちから聞こえる。
入り口を入ると、岩おこしのようなの昔ながらのお菓子を売る屋台(扉の奥に見える)が並ぶ。
ホールは1500人ほど収容の小さいものであるが、観客とステージが近くて見やすい。観客と演奏者が一体になれる雰囲気がある。オランピア劇場がこんな感じだそうだ。
余談だが、新歌舞伎座はどちらかと言うと女性向けの公演内容が多いため、これほど男性客が多いコンサートは滅多にないとのこと。従ってホールの男性用トイレは非常に狭く、1階でも小3大1だけ。後から聞いたが仮設トイレも用意されてたらしい。
夕方の部で、アンコールの前にプレゼントを渡して話しかけてさらにサインを求めた人がいたが、あれはやめてほしい。あれがなければ、アンコールでもう1回「オリーブの首飾り」を聴けたかもしれなかったのに。
 

 昼の部では、入れ替え枠の曲としてクリストフ・ギヨによるソロが美しかった「裸足のイサドラ(なぜか韓国での人気曲)」のほか、「果てしなき世界」「気まぐれを許して」「抱きしめて」「マラゲーニャ」「追憶のテーマ」「タカ・タカタ」「白い渚のアダージョ」が演奏されたとのことです。
 また、夜の部では「釜山港へ帰れ」「素敵な恋心(ABCラジオ番組のテーマ曲だった)」「レット・ゼア・ビー・フリーダム」「夜明けのカーニバル」「キサス・キサス・キサス」「ゴッドファーザー~愛のテーマ」「あなたのとりこ」「忘れ得ぬ瞳(TBS-TV「欽ちゃんの向こう三軒両隣」で使われていた)」が演奏されました。「恋はみずいろ」は言うに及ばず、「涙のトッカータ」「エーゲ海の真珠」の演奏が始まると拍手も。(「ゴッドファーザー」でも数名。)
「ヒューヒュー」という口笛とか「ブラボー」「ボンジュール」やら、歓声も。楽団員もニコニコ顔で応える。また、ジャン・ジャックが 「まいど、おおきに」という場面があったのだが「僕の席の隣に座ってたおばちゃんが『アクセントちゃうがな。" ど、 "やで。』と突っ込んでた。」といった話も。やはり大阪のノリはちゃいまんなぁ。