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ルフェーヴルが「最近の自身のアルバムの中で最も充実した出来」と表した自信作

Victor(JVC)
VICP-60524
発売:1998.12.02
Recording : Paris
1997/6, 1998/3

Lacrima Cristi

 レイモン・ルフェーヴルはクラシック作品集としてこれまで「ソウル・ソンフォニー1~3」「コンチェルト」「オペラマニア」「バック・トゥ・バッハ」と「ウィンナ・ワルツ」の合計7枚のアルバムを残しているが、今回の作品ではリズム・セクションなしであることと、原曲の持ち味をそのままストレートに表現したアレンジを施しているところが、これまでの「ポップ・クラシカル」とは一線を隔くものである。ルフェーヴル自身ミックス・ダウン時に「私が最近手がけたアルバムの中で最も充実した出来のアルバム」と語ったということらしい。全13曲のうち1~5までは1997年6月、残りは1998年3月にパリ郊外にあるギョム・テル・スタジオで録音された。 (2001.05.03)

Disc 1

01. Lacrima Cristi / キリストの涙
02. Ave Maria / カッチーニのアヴェ・マリア
03. Piccola Fantasia / ピッコラ・ファンタジア〔新録〕
04. Clair De Lune / 月の光
05. Gymnopedie No.1 / ジムノペディ第1番
06. Cavalleria Rusticana - Intermezzo No.1 / カヴァレリア・ルスティカーナ~間奏曲
07. The Jewels Of The Madonna - Intermezzo / マドンナの宝石
08. Fur Elise / エリーゼのために
09. Melodie D'Automne / 秋のメロディー
10. La Priere D'Une Vierge / 乙女の祈り
11. Meditation De Opera "Thais" / タイスの瞑想曲
12. Walzer "Donauwellen" / ドナウ川のさざ波
13. Reve D'amour No.5 / 愛の夢