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 平和への祈り…


Victor(JVC)
VICP-61822
2002.4.24

Mysterious Eternity

 曲のタイトルにまず驚く。そして演奏にも。もちろんピアノの音としては明らかにクレイダーマンの音だ。しかし、オーケストラ伴奏ではなくシンセサイザーだけをバックに前衛的というか、NEW AGEっぽいというか、そんな演奏が続く。
これまでもアレンジャーにブルーノ・リベラを迎えたり、ジェームス・ラストと共演したりするなど常に新しいサウンドを目指してきているが、今回のサウンドの変化はそれらの比ではない。
 1曲1曲にクレイダーマンや作曲者であるポール・ドゥ・センヌヴィルの平和への祈りやメッセージが込められているようだ。米ソの冷戦を扱った70年代頃の映画を見ると「そういう時期もあったな」と思うが、早く、このアルバムをそういう気持ちを持って聴きたい。(2002.4.26)

Disc 1

(1) DANSE AVEC TA VIE / 人生と踊ろう
(2) LE CHANT DES ALGUES / 海草の歌
(3) QUELQUES ACCORDS POUR FREINER LA GUERRE / 戦争を止めるための和音
(4) PEUR DE LA NUIT / 夜の恐れ
(5) LA REPONSE DE L'ANGE / 天使の答え
(6) MYSTERIOUS ETERNITY / ミステリアス・エタニティー
(7) J'AIME LES GENS QUI S'AIMENT / 愛し合う人々が好き(恋する人に祝福を)
(8) EXPRESS TRAIN OF MY LIFE / わが人生の急行列車
(9) UNIVERSAL PRAYER / 世界共通の祈り
(10) END OF THE GAME / ゲームの終わり