New Disc Guide

 夢へと誘う音楽

UNIVERSAL (POLYDOR)
589 306-2
P. 2001

Musik zum Traumen

 「夢へと誘う音楽」とでも訳しましょうか、日本盤では単に「Dreaming」というタイトルになってしまいましたが、来日記念として発売されたアルバムのドイツ盤です。(内容、曲順は同じ)今回のアルバムはクラシックの小作品をあつめたもので、前回のアルバムのような派手さはありません。クラシック音楽の入門用としてはいいでしょう。非常に聞きやすく、リスニングとしてGOOD!
 でも、イージー・リスニングという音楽のジャンルからすると物足りなさがあります。「グリーンスリーヴス」はアンドレ・コステラネッツの演奏もいいですし、「ハミング・コーラス」はワルド・デ・ロス・リオスの演奏がリズムが入って新鮮ですし。演奏の美しさで言えばジェームス・ラストの「ロマンスヘ長調」はピカイチです。他の曲もマントヴァーニやルフェーヴルの名演を思い出してしまいます。
 クラシックをやるのなら、全くの正統派でいくか、アレンジャーの個性を加えて新たな魅力を吹き込むかどちらか、という気がしますね。
 アンドレ・リュウはライヴですよ。ヤッパリ。(2001/12/08)

Disc 1

01. バラード
02. カヴァレリア・ルスティカーナの間奏曲
03. G線上のアリア
04. ロマンス(馬あぶ)
05. ロマンスヘ長調
06. 悲しみのクラウン(ア・リトル・ナイト・ミュージック)
07. 『椿姫』前奏曲
08. 白鳥(動物の謝肉祭)
09. 朝(ペール・ギュント)
10. 愛の挨拶
11. グリーンスリーヴス
12. アルビノーニのアダージョ
13. 愛すること(ロミオとジュリエット)
14. ハイドンのセレナーデ
15. 短くも美しく燃え
16. ハミング・コーラス(蝶々夫人)
17. オーゼの死(ぺール・ギュント)
18. アダージョ(スパルタクス)